今宵は宴なり。


by sakonia73cinema

<   2015年 02月 ( 17 )   > この月の画像一覧

Süt

e0158616_23583728.jpg
原題:Süt
邦題:ミルク
監督:Semih Kaplanoglu
製作:2008(トルコ)
DVD:「卵」「ミルク」「蜂蜜」 [DVD]

3部作の中で、感想を書くのが一番難しい。

情景は相変わらず美しい。
タイトル通り、「ミルク」もさりげなく出てくる。
癲癇シーンもある。
気持ちを伝えたいのに伝わらない、もどかしさを描く場面もある。

で。
でで。
ででで。

余りにも普通過ぎる日常の情景に展開する普通の出来事。
それを鑑賞するのに、飽きはしないし、ある意味心地よく鑑賞したのだけれど、
それをどういう風に感想を述べればいいのか、私には、
少なくとも今の私にはできない。

という感じの映画です。
良いですよー(はははっと笑って誤魔化してみる)。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 23:58 | 東欧

Klimt

e0158616_23421038.jpg
原題:Klimt
邦題:クリムト
監督:Raoul Ruiz
製作:2006(墺+英+仏+独)
DVD:クリムト デラックス版 [DVD]

マルコビッチが監督したのだと思うぐらい幻想的な作品。
クリムトの作品は、こういう風にイメージされているんだ…と発見あるいは再認識した。

(別に利用しているレビュー・サイトで気づいた。
以前、私はこの作品を観ている。途中まで。
眠ってしまって、最後まで見られなかったらしい。わかる気がする。
悪くはないけれど、睡眠不足+疲労困憊、といった状態だと、夢心地になってしまう。)
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 23:42 | ドイツ+オーストリア

Mammoth

e0158616_23312910.jpg
原題:Mammoth
邦題:マンモス 世界最大のSNSを創った男
監督:Lukas Moodysson
製作:2009(スウェーデン+デンマーク)
DVD:マンモス 世界最大のSNSを創った男 LBX-539 [DVD]

邦題が良くない。英語のタイトルも良くない。
タイトルが軽すぎる。

オンライン・ゲーム製作であたり、裕福になったものの、満ち足りない男性(夫)。
外科医という社会的地位や経済力を獲得しただろう女性(妻)。
そんな両親をもつ娘。
幼い息子二人をフィリピンに残し、アメリカでベビーシッターをするフィリピン女性。
売春で家族を養う女性。
身体を売る子供。
幼い男子を売春し傷つけ捨てる欧米男性。

フィクションなんだろう。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 23:31 | 北欧

Mahler auf der Couch

e0158616_23152068.jpg
原題:Mahler auf der Couch
邦題:マーラー 君に捧げるアダージョ
監督:Felix O. Adlon, Percy Adlon
製作:2010(独+墺)
DVD:マーラー 君に捧げるアダージョ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

微妙な映画だ。

マーラーがどういう人物だったのか、特に興味が湧かない。
自由奔放に見えて、そうではない妻に対しても、感情移入できるほどのものを訴えられない。
ただ、フロイトが怪し過ぎるのが、妙に気になったぐらいかな。
(別にフロイトに興味があるわけではないし…。)

以前、鑑賞を試みた。何度も見ても眠ってしまって最後まで見ることができなかったのだけれど、
どうして眠ってしまったのか、納得した。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 23:15 | ドイツ+オーストリア

About Elly

e0158616_2324950.jpg
原題:About Elly
邦題:彼女が消えた浜辺
監督:Asghar Farhadi
製作:2009(イラン)
DVD:彼女が消えた浜辺 [DVD]

テーマもなければ、内容もない。
ただただ、人間の移り気な気持ちが描かれているだけ。
「だけ」と書いてはみたけれど、決して「だけ」ではない。
重い。
そういう意味では、期待通りの映画。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 23:03 | 中東

Main Street

e0158616_22482465.jpg
原題:Main Street
邦題:ストレンジャー
監督:John Doyle
製作:2010(米)
DVD:ストレンジャー [DVD]

コリン・ファースが好きなので鑑賞。

廃れた町の、廃れてしまった旧タバコ資産家のおばあちゃんの倉庫に、
(恐らく放射性)廃棄物が運ばれる。
運ぶのは、コリン・ファース演じるガス。
失業問題を含めた町の再生を試みる行政はガスの務める廃棄物会社からの提案に乗る気。
そこに事故が…。
同時進行で、町に残ろうとする男性と都会を夢見る女性の話がある。

っという具合で、内容は面白い。
コリン・ファースもいるし。
が、しかし。
不発な映画だった。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 22:48 | アメリカ+カナダ

Extremely Loud & Incredibly Close

e0158616_22323933.jpg
原題:Extremely Loud & Incredibly Close
邦題:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
監督:Stephen Daldry
製作:2011(米)
DVD:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い [DVD]

September 11で最愛の父親を亡くした少年が、
父親との接点をなくさないために「鍵の穴」を探す。

こんな風にSeptember 11を描けるアメリカは素晴らしい。
…と思いきや、監督はイギリス人だった。
『Reader』の監督だと知って、更に納得。

とにかく。
私は最初から最後まで、泣いた。
少年、父親、母親、お爺ちゃん、ブラックさんたち…。
全ての人の気持ちを感じさせる、考えさせる時間と描写があり、
泣いたし、疲れた。(←いい意味で。)

思うに。
意図したタイトルだとは思うけれど、
このタイトルを読んで映画を観る人はあまりいないと思う。
私のこの推測が当たっているとしたら、残念なことだ。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 22:32 | アメリカ+カナダ

Utomlennye solntsem 2

e0158616_2219016.jpg
原題:Утомлённые солнцем (英:Utomlennye solntsem 2)
邦題:戦火のナージャ
監督:Nikita Mikhalkov
製作:2010
DVD:戦火のナージャ [DVD]


『太陽に灼かれて』が良かったので、鑑賞。
(『太陽に灼かれて』『戦火のナージャ』『遥かなる勝利へ』は3部作。)

当時のロシアの複雑さに複雑な思いを馳せる。
一方、『太陽…』以降の人間模様の複雑さにも惑わされる。
コトフ大佐の生命力と運の良さ、
ドミトリの在り方、
などなど。
3部作の最終作はやはり見ないとね。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 22:18 | ロシア

Into Eternity

e0158616_2212689.jpg
原題:Into Eternity
邦題:100000年後の安全
監督:Michael Madsen
製作:フィンランド、デンマーク、スウェーデン、イタリア
DVD:100,000年後の安全 [DVD]

2011年3月11日の東日本大震災が起きる。
福島第一原発が制御不可能に陥る。
それを受けて、原発の危険さ恐ろしさを身に染みて感じているとき、
アップリンクで急遽上映されたドキュメンタリー作品。
当時は、大震災絡みで余りにも忙しくて、観に行く時間がなかった。

ずっと気になっていたドキュメンタリーを鑑賞することにした。

フィンランドに建設中の放射能廃棄物処理施設。
地下奥底に廃棄物を置き、「誰も触れてはならない」「近寄ってはいけない」とする。
10万年後まで、誰の手にも触られないことを願って穴を掘る。

現在の世の中で、きっと、責任感がある国民性のイメージが強い北欧でも、
こうするしかないんだ…と残念に思った。
同時に、やはり原発は止めるべきだと思った。

その他、原発に関係ない感想をメモ:

①過去10万年前と将来10万年は同じではないのでは?
作品中、「10万年の人類(アウストラロピテクス?)を理解できないように、
10万年の人類が私たちを理解できるはずはない」という前提があり、いろいろ対策を練られている。
が、しかし。
10万年前と今は違う。文字がある。
それを考慮せず、10万年後の人類(あるいは違う生物体)は、私たちを理解する術を持たないとするのは
どうなのかな?と思った。

②欧州のドキュメンタリーは芸術的。
ドキュメンタリーは、単なる記録ではなく、一つの芸術作品になっている。
感情移入できて、よろし。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-22 22:01 | スウェーデン

Yumurta

e0158616_153664.jpg
原題:Yumurta
邦題:卵
監督:Semih Kaplanoglu
製作:2007(トルコ)
DVD:「卵」「ミルク」「蜂蜜」 [DVD]

三部作と言われている
『蜂蜜』の雰囲気が何とも言えず良かったので、
この『卵』も鑑賞。
良かった…風景も音も感じられるし、
切なさやら温かさやら、言葉になかなかできないものがそこにあった。

『蜂蜜』の冊子(詩集?)やら、テンカンやら、
つながり探しも一つの面白さ。
[PR]
by sakonia73cinema | 2015-02-08 01:05 | 東欧