今宵は宴なり。


by sakonia73cinema

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Séraphine

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原題:Séraphine
邦題:セラフィーヌの庭
監督:Martin Provost
製作:20008(仏+ベルギー)
DVD:セラフィーヌの庭 [DVD]

鑑賞後、考えがまとまらない、気持ちが落ち着かない、という理由で、
久々にレビューを直ぐに書くのを躊躇した映画。

とにかく美しく、とにかく悲しい。

セラフィーヌは実在人物だったんだと分かったとき、
更に、私が感じていたこの作品への感慨が深まって、
なんという言葉でレビューを書いたらいいのかわからなくなった。

今もそう。
なので、周辺のことを書く。

セラフィーヌ役を演じたYolande Moreauの作品1作を鑑賞したことがある。
独特で印象強かった。
ホストファミリーの家族が関係した映画ということが、その作品を見たきっかけだったけれど、
そんなことより、「鑑賞できたこと」に感謝した。

今回、この『セラフィーヌの庭』を鑑賞したのは、その女優とは関係なく、
全くの偶然だったけれど、
同じく、「この映画を見ることができて良かった」と感謝する。

心から素敵な映画だと言い切れる。
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by sakonia73cinema | 2014-09-30 21:36 | フランス

Midnight in Paris

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原題:Midnight in Paris
邦題:ミッドナイト・イン・パリ
監督:Woody Allen
製作:2011(米)
DVD:ミッドナイト・イン・パリ [DVD]

「そうそう!」と思いながら鑑賞。
過去が黄金時代に思えること。
パリの1920年代黄金時代に憧れていること。
それ以前のパリも黄金時代時代だと思って憧れていること(ロートレック!)・
パリが過去も現在も未来も黄金時代だと思っていること。

ウッディ・アレンが想像するヘミングウェイはこんな人なんだ!と発見したり、
Adrien Brody(『戦場のピアニスト』)がダリ役を演じて、「サイ」の話しかしなかったり、
Gad Elmalehが私立探偵役でベルサイユ宮殿で大変な目にあったり、
ウッディ・アレンならではの面白さが味わえる。
(主役がウッディ・アレンに見えてしまうのは、他の作品に共通。)

実はこの映画。
飛行機で見ても、普通に家で見ても、
これまで、ずっと、「寝飛ばしていた」りする。
今日、最初から最後まで鑑賞できて、「どうして、こんな面白い映画を寝飛ばしたんだろう?」と
不思議に思っている。

面白い。
知的に、エンターテイメントに、面白い。
文句なし。
是非、ご鑑賞を。
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by sakonia73cinema | 2014-09-30 21:20 | アメリカ+カナダ

Beginners

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原題:Beginners
邦題:人生はビギナーズ
監督:Mike Mills
製作:2010(米)
DVD:人生はビギナーズ [DVD]

ユアン・マクレガーが好きなので鑑賞してみた。
面白かった。
恋人役のMélanie Laurent(フランス女優)も綺麗だった。

話も、もちろん、良かった。
父親が76歳にして、
「もともとゲイだった。ゲイを追及したい」と息子に告げる。
母親が(父親の妻)が他界して4年後のことだった。
が、しかし、父は癌におかされていた。

設定が、父親がゲイという点では奇想天外。
癌という点では悲劇。
その他、悲惨な要素が散りばめられている。
でも、それらを過剰ではなく淡々と描くからか、
カラリとしていた。

オリヴァーをはじめとする登場人物の素直・清純さって、
監督か脚本家か、制作人の人柄が出ているのだろうと思う。

ででで。
最優秀主演は、老犬のアーサー。
素晴らしい。
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by sakonia73cinema | 2014-09-24 00:05 | アメリカ+カナダ

Incendies

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原題:Incendies
邦題:灼熱の魂
監督:Denis Villeneuve
製作:2010〈加)
DVD:灼熱の魂 [DVD]

重い。
とにかく、重い。
ひたすら、重い。

映画の宣伝を何度か見て、
是非、鑑賞したいと思っていた。
重いとは思っていたけれど、
想像以上だった。

鑑賞後に、
「これ、現実にだって、大いにあり得ることなんだろう」
という風に、「想定内」になるけれど、
鑑賞中は、「え?どういうこと?」と先が読めない。
そういう意味でも、映画作品として秀作。

素晴らしい映画。
「どーん」と突き落とされるし、
精神的にかなりシンドイけれど、
是非、鑑賞をお薦めする。
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by sakonia73cinema | 2014-09-23 23:48 | アメリカ+カナダ

The Last Station

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原題:The Last Station
邦題:終着駅 トルストイ最後の旅
監督:Michael Hoffman
製作:2009(独+露)
DVD:終着駅 トルストイ最後の旅 コレクターズ・エディション [DVD]

題材がトルストイという超著名人、
それもかなりの部分で、彼の作品から勝手に思い込んで
架空の「トルストイ」の部分が多いこともあり、
物足りない感をもってしまった。
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by sakonia73cinema | 2014-09-20 22:57 | ドイツ+オーストリア

Shrink

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原題:Shrink
邦題:精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱
監督:Jonas Pate
製作:2009(米)
DVD:精神科医ヘンリー・カーターの憂鬱 [DVD]

良く構成された映画だな…と思う。
「事の詳細」を説明したりせずとも、
その構成で、どういうことが背景にあるのかがわかる。
そんな知的な作品。
ケビン・スペイシーにもってこい。

自殺は。
痛い。
そんなことを改めて思い知らされた映画でもある。
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by sakonia73cinema | 2014-09-20 22:51 | アメリカ+カナダ

Goethe!

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原題:Goethe!
邦題:ゲーテの恋 ~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~
監督:Philipp Stölzl
製作:2010(独)
DVD:ゲーテの恋 君に捧ぐ 若きウェルテルの悩み [レンタル落ち]

夏に『若きウェルテルの悩み』を読んだこともあり、
興味深く読んだ。
とはいえ、ゲーテの恋愛とは、かけ離れているんだろうなっと
鑑賞者はきっと思うはず。
そんなことは関係なく、映画は映画として面白く鑑賞できる。

美しい俳優さんばかりだし、演技がわかり易いからかもしれない。
ケストナー役の俳優さん、数年前は、若手役だったのに…。
すっかり中年役なのね。でも、いい。

娯楽映画として、お薦め。
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by sakonia73cinema | 2014-09-20 22:46 | ドイツ+オーストリア

Les amants du Flore

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原題:Les amants du Flore
邦題:サルトルとボーヴォワール 哲学と愛
監督:Ilan Duran Cohen
製作:2006(仏)
DVD:サルトルとボーヴォワール 哲学と愛 [DVD]

『第二の性』の誕生には、
封建的で(中世欧州の)カソリックが必要だったように、
時代を変えるシモンの人生には、
自由奔放に振る舞うことが全てかのようなサルトルが必要だったのだろう。

サルトル。
それにしても嫌な奴。
(『存在と無』を読んだとき、岩波1巻は良かったけれど、
2巻後半ぐらいから「雑」な気がして嫌気がした理由が分かった気がした。)

シモンがいなきゃ、サルトル、駄目だったんじゃない。

そんなことを強烈に思わせてくれる映画だった。
シモン役のAnna Mouglalisがいいんだろうなぁ。
シャネル役といい、世界の著名人を演じるのって難しいはず。
彼女だから演じられるんだろうな。
声が素敵。低い声の女性って知的に見える。

ということで、映画的には、イマイチなのかもしれないけれど、
やはりサルトルとシモンってところで、惹かれるんだろうな。
(あ、これ、TVシリーズだったんだ。)
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by sakonia73cinema | 2014-09-20 22:34 | フランス

Tyrannosaur

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原題:Tyrannosaur
邦題:思秋期
監督:Paddy Considine
製作:2011〈英)
DVD:思秋期 [DVD]

何とも、心温まるやるせない話だった。

労働者階級とハイソの町が並ぶ。
イギリスだと直ぐ分る。
ドキュメンタリーに近い映画作品なのだろう。

難しいことはなしにして。
何か強く訴えかけられる作品。
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by sakonia73cinema | 2014-09-20 22:07 | イギリス+アイルランド

Comme une image

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原題:Comme une image
邦題:みんな誰かの愛しい人
監督:Agnès Jaoui
製作:2004(仏)
DVD:みんな誰かの愛しい人 [DVD]

とってもお仏蘭西な映画。
「で?」って思ってしまった(涙)。
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by sakonia73cinema | 2014-09-03 21:40 | フランス