今宵は宴なり。


by sakonia73cinema

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Kabuli kid

原題:Kabuli kid
邦題:
監督:Barmak Akram
製作:2008(アフガニスタン+仏)
DVD:

若い母親がタクシーに赤ちゃんを置き去る。
タクシー運転手は4人の娘の父親。
息子は欲しいものの、そんなことより、若い母親を探す。
フランスのNGOの助けを借り、ラジオ番組でアナウンス。
「母親が名乗り出れば、100ドルを渡す」

ストーリーは至って単純。
だけれど、映画に引き込まれるのは、
20年にわたり戦争の現場であったアフガニスタンを見られるから、
女性として生きることの大変さを見せつけられるから、
男性(=タクシー運転手)は、優しい人間であるから、
などなど。

お奨め。
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by sakonia73cinema | 2014-05-30 08:27 | 中東

Un homme qui crie

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原題:Un homme qui crie (英:A screaming man)
邦題: 終わりなき叫び
監督:Mahamat-Saleh Haroun
製作:2010(仏+ベルギー+チャド)
DVD:終わりなき叫び [DVD]

父と息子の格闘(ライバル心)というものは
こういうものなのかもしれない。
(娘にはわからない。)

チャドが舞台である必要があったのかどうか不明。
(でも、チャドの風景を見ることができたので良し。)

邦題は、英語のタイトルより、良し。
(叫んでないもの。)
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by sakonia73cinema | 2014-05-30 08:10 | フランス

Habemus Papam

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原題:Habemus Papam
邦題:ローマ法王の休日
監督:Nanni Moretti
製作:2011(伊)
DVD:ローマ法王の休日 [DVD]

色々な意味で、面白かった。

ローマ法王になるということは、
ある意味、王様になることだろうから夢のようなこと。
そして、それだけ責任があること。
それを受け入れるということは、普通の人では、
やはり、重すぎてできないことなのかもしれない…と気づかされた。

キリストも、選ばれたくて選ばれた訳ではないとも併せて思った。
選ばれてしまったから、受け入れるしかなかったのだと。

映画の法王は、最後、断る。
それが何とも、心を乱される。
今の世の中を象徴しているよう。

Nanni Morettiの映画は面白い。

全て満足。
ただ1点だけ、気になったのは、
この邦題は適当なのだろうか…(適当ではないと思う)。
映画を観た上での邦題とは思えない。
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by sakonia73cinema | 2014-05-30 07:51 | イタリア
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原題:We Steal Secrets: the story of Wikileaks
邦題:
監督:Alex Gibney
製作:2013(米)
DVD:We Steal Secrets: Story of Wikileaks [DVD] [Import]

Wikileaks(Julian Assange)やUS兵士(Bradley Manning)による
機密情報の暴露。
既存の(米政府主導の)システムに新しい息吹をもたらした動き。
…とはいえ、きちんと経緯を追えていなかった。
この良く纏まり、かつ、知的にニヒリズム(心地よい程度)な
ドキュメンタリーを鑑賞できて満足。

Julian Assange…いろいろな意味で魅力的。
21世紀四半世紀の「英雄」になるんだろう。
が、しかし。
「英雄」の歴史*を繰り返してしまっている。
(*英雄になると、初心(=弱い立場にいる人々のため)を忘れて、
保身に走る、英雄としての歴史づくりに心を奪われる。)

彼はまだまだ若い。
「囚われの身」から今後、どういう行動をとるのか…気になるところ。

Bradley Manningに関しては、
一連の報道があった時、「え?女性になったの?」と、情報漏洩以外にも
関心を持った人。
このドキュメンタリーでは、彼は「無私の人**」として描かれている。
(**彼は、英雄になりたい、儲けたい…といった目的で、米国の機密情報を流出させたわけではない)

AssangeとBradleyを
人間的に対比させながら描いたドキュメンタリー。
面白かった。

Wikileaksに関わったその他の人々のコメントも、
冷静に状況を分析しているもので、示唆的だった。
(例えば、「Assangeはただの人。ロックスターのように扱うのを止める。」
「Wikileaksがいなくなっても、今後、同じ機能は生まれ続ける。
政府が何をやっているか知る手段を『公』は手に入れたのだから。」

このドキュメンタリーがどういう「テイスト」をもっているのかが
少しだけでも感じられるだろう言葉を引用。

'Hilary Clinton...diplomats around the world
are going to have a heart attack...
when they wake up one morning and find...
our entire repository of classified foreign policy is available...
to the public
it affects everybody on earth...

its open diplomacy,,,world-wide anarchy...
its beautiful, and horrifying...'

鑑賞中、ジョージ・オーウェルを何度も想起した。
そんな時、彼の言葉が現れた。
'Dirty time of universal deceit, telling the truth becomes a revolutionary act'

そして、最後。
'I...care?'

人間が実際に生きている世界と、
インターネットなどが扱う社会。
一般の人々が、どこまで後者に注意を払うのか。
「だけでも問題は今日の雨 傘がない」(井上陽水)
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by sakonia73cinema | 2014-05-25 20:13

Nick of Time

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原題:Nick of Time
邦題:ニック・オブ・タイム
監督:John Badham
製作:1995(米)
DVD:ニック・オブ・タイム [DVD]

面白かった!
20年弱前の映画とは思えない。
ジョニー・デップは、
キャラクターが強い役を演じるのが上手いという印象があるけれど、
こういった普通の役(お父さん)を演じても、上手いんだ。
独特の雰囲気があるし。

私、ジョニー・デップ好きの時期があって、
かなり彼が出演している映画を鑑賞したと思っていた。
まだ、観ていないものが結構あることがわかったので、
これから、ジョニー・デップ強化月間?とします。
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by sakonia73cinema | 2014-05-25 17:38 | アメリカ+カナダ

You don't know Jack

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原題:You don't know Jack
邦題:死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実
監督:Barry Levinson
製作:2010(米)
DVD:You Don't Know Jack

人間は生きる権利がある。
その通りだと思う人は過半数だろう。
人間には詩を選ぶ権利がある。
…これは、どうだろか?

尊厳死。
人間が道徳やら正義やらそういった観念をもった時以来、
きっと「人間には答えを出しようのない問題」ものだと思う。
医療が発展したがために、その難しさは増している。

尊厳死について、私はずっと考えている。
ずっと追求している学問的研究テーマの一つともいえる。
個人的な意見として、
私は「尊厳死」はあり得ても、あり得ないものとして扱うべきだと思っている。

ということで、
これまで、ある程度、尊厳死に関するものを見聞きしてはいるものの、
尊厳死を引き受ける医師については、これが初めて。
この映画を鑑賞して、ますます、
尊厳死を考える上での課題が増えた。

とはいえ、やはり私個人の感想は、
尊厳死は、もっと慎重に扱うべきものだと思う。
心身の痛みを和らげる環境を作ること(例:ホスピス)に
尽力してからの選択であってもいいと思う。
仏教からみれば、人生に「苦」があるのは当然だし、
その「苦」を生き切るのが人間のつとめ。
ジャック医師に関しては、判決は妥当だと思う。

…という具合に、いろいろと考えさせられた。

その他の感想。
アルパチーノが出演…それだけでも、何だか凄い。
彼が出演している映画の中で、
『ゴッド・ファーザー』以外に、この映画はi印象に残るなと思った。
いい味出してるもの。
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by sakonia73cinema | 2014-05-23 11:06 | アメリカ+カナダ

The Tourist

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原題:The Tourist
邦題:ツーリスト
監督:Florian Henckel von Donnersmarck
製作:2010 (米)
DVD:ツーリスト [DVD]

ジョニーデップが出演するのに、
2010年製作のラブコメディー????
腑に落ちないものの鑑賞。

面白かった。
ジョニーデップが出演したわけがわかった。
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by sakonia73cinema | 2014-05-23 07:25 | アメリカ+カナダ

Animal Factory

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原題:Animal Factory
邦題:アニマル・ファクトリー
監督:Steve Buscemi
製作:2000(米)
DVD:アニマル・ファクトリー [DVD]


ジョージ・オーウェルの作品『アニマル・ファーム』が
土台になっている映画だと思い鑑賞。
違かった。それはそうだ。『アニマル・ファクトリー』だもの。

然し、2000年の映画とあって、懐かしい面々が見られて良かった。
①Edward Furlong
彼は、『ターミネータ―』に出ていた少年よね?
この映画でも、20歳前後の若者で初々しい。
(このレビューを書くにあたり、グーグルしたら、彼、『ターミネータ―』後、
麻薬にはまり、芳しくない人生を歩んでいるようで、何だか残念。)

②Willem Dafoe
出演している映画をそれなりに観ていると思う。
良い俳優さん。

③ミッキーローク
日本で流行った俳優。どの映画が流行った原因?
忘れたけれど、私は、『エンジェルハート』が強烈で良く覚えている。
(今も図書館に置いてあって良く見るので、良く思い出す。)
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by sakonia73cinema | 2014-05-11 07:08 | アメリカ+カナダ

Charlie Wilson's War

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原題:Charlie Wilson's War
邦題:チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
監督:Mike Nichols
製作:2007(米)
DVD:チャーリー・ウィルソンズ・ウォー [DVD]

単純に面白かった。
(疲れているとき、何も考えたくないとき、
ハリウッド映画はいい。初めてこんなに、ハリウッド映画の有難さを感じた。)

Philip Seymour Hoffmanが亡くなって数か月経つのかな。
改めて、大きな俳優がいなくなったことを感じた。
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by sakonia73cinema | 2014-05-01 08:02 | アメリカ+カナダ