De rouille et d'os
2016年 07月 02日
原題:De rouille et d'os (英題: Rust and bone)
邦題:君と歩く世界
監督:Jacques Audiard
製作:2012(仏+ベルギー)
DVD:君と歩く世界 スペシャル・プライス [DVD]
シャチ調教師のステファニーが事故に遭い、
シャチに足を食べられてしまった後、
自力で、アリの力で、前に進むの。
お涙頂戴ではなく、淡々と描かれる、その流れにうっとりする。
それ以上に。
野生児アリが、ステファニーを通して、息子を通して、
大切なものに気づいて、大切にしていく様子が、
なんとも素敵。
(ステファニーも息子も、アリの表にでていない優しさを信じ切っているところとかも。)
とっても、フランス的。
(…ベルギー的なのかも。)
アリのあり方は、
「あー、彼は、そういう感じだったのか」とある人物を彷彿させられたこともあり、
なかなか見応えのある(身に堪える)映画だった。
そういうのを抜きににしても、
Matthias Schoenaertがええがな。
by sakonia73cinema
| 2016-07-02 01:32
| フランス