Parada
2014年 06月 20日
原題:Parada (仏:La Parade)
邦題:
監督:Srdjan Dragojevic
製作:2011(セルビア)
DVD:
面白くて、最後、悲しい。
元ユーゴスラビアの映画(監督、舞台など)は、
大当たりするか大ハズレする傾向があると思うのだけれど、
これは、大当たりだった。
ホモセクシャルの権利を求める活動家は、
世間の偏見やネオ・ナチの襲撃にあっていた。
不思議な縁で、
元兵士のマッチョたちが、パレードをするために、
彼らと共に戦う。
元兵士たちは、かつては敵だった。
元敵かつ友人でもある彼らにパレードの仲間になって欲しいと
声をかける旅の様子など、
元ユーゴスラビアの外部者には良くわからない内情が垣間見られるのが、
特に面白かった。
ホモセクシュアルへの偏見や攻撃は
現在形の話。
そういうこともあり、多くの人に観てもらいたい映画。
by sakonia73cinema
| 2014-06-20 17:27
| 東欧