今宵は宴なり。


by sakonia73cinema

Welcome to Sarajevo

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原題:Welcome to Sarajevo
邦題:ウェルカム・トゥ・サラエボ
監督:Michael Winterbottom
製作:1997(英)
DVD:ウェルカム・トゥ・サラエボ [DVD]

ボスニア・ヘルツェゴヴィナ紛争を取材した
イギリスTV記者の小説を基にした映画。
市民が大量虐殺される…無残な殺され方で。
目を覆いたくなるシーンばかり。
UNの保護のもと、国境を越えようとする子供たちが「敵」に連れ去られる。
乳飲み子さえ、容赦なく。

鑑賞中、1999年、個人的にボスニア人と話したことを何度も思い出した。
「目の前で両親が殺されたら、君なら、どうする?やはり殺した奴を殺すだろう?」
国際関係を勉強していた友人は、彼が去った後、こう言った。
「犠牲者の立場をとっていたら、いつになっても紛争は終わらない。」

その当時、私は国際関係の勉強をしている友人の言葉よりだった。
でも、こういう映画を観た後には、簡単にそういう風(第3者)には思えない。
犠牲者には、犠牲者であることをやめることがいかに難しいことか。
(人間にとって許すことこそ、困難を極めることはないと思う。)
だからこそ、第3者の存在、第3の視点をとれるもの(=法)を必要とするのだろう。
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by sakonia73cinema | 2011-12-29 20:37 | イギリス+アイルランド